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<書評>『うむいちなじ』 差別下の魂 響き伝わる - 琉球新報デジタル
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<書評>『うむいちなじ』 差別下の魂 響き伝わる - 琉球新報デジタル
『うむいちなじ』沖縄愛楽園自治会編 沖縄愛楽園自治会、国立療養所沖縄愛楽園・3300円 私が愛楽園を訪... 『うむいちなじ』沖縄愛楽園自治会編 沖縄愛楽園自治会、国立療養所沖縄愛楽園・3300円 私が愛楽園を訪ねたころ、いくつかの写真にハッとさせられたことがある。若くて健康そのものの人たちが写っていた。法律により、そして社会の偏見、差別により愛楽園で数十年の隔離を強いられてき方々だ。私は、80周年になる後半の30年程度しか見てなかったのではないかと、ショックは大きかった。 本書は、大学教員やボランティアガイドなど多彩な執筆者により、この30年間が丹念に描かれている。地域や県内外の市民ならびに関係者の関わりを物語っているのが、特色と言える。 強制的に療養所に収容され、社会から偏見差別を強いられたハンセン病元患者は、自らの権利を取り戻すために間断なく闘ってきた。それは1996年の「らい予防法」廃止につながり、熊本地裁での「らい予防法」違憲国家賠償請求訴訟によって完全勝訴し、政府の控訴断念を勝ち取った