Truthiness vs. Fact(2)ウィキアリティを事実に近づけるために - Commentarius Saevus

えーっ、昨日と一昨日の続きってことで、今日は図書館のレファレンスサービスというものの根底にある理想について私の勝手な妄想を書こうと思う。 それで、まずは『図書館戦争』風に、「図書館の自由に関する宣言」をちょっと引用してみようと思う。 2. すべての国民は、いつでもその必要とする資料を入手し利用する権利を有する。この権利を社会的に保障することは、すなわち知る自由を保障することである。図書館は、まさにこのことに責任を負う機関である。 3. 図書館は、権力の介入または社会的圧力に左右されることなく、自らの責任にもとづき、図書館間の相互協力をふくむ図書館の総力をあげて、収集した資料と整備された施設を国民の利用に供するものである。 4. わが国においては、図書館が国民の知る自由を保障するのではなく、国民に対する「思想善導」の機関として、国民の知る自由を妨げる役割さえ果たした歴史的事実があることを忘れ

[jam-014]

勉強になった、

[laislanopira]

衆愚的なもの対貴族的なもの

[tatsunop]

「ウィキアリティ」と「トゥルージネス」って便利かつ重要なキーワードだなぁ。/ 貸本以外の図書館の理念・存在がやっと腑に落ちた。/ そして司書の人からこういうポジショントークはあまり表に出てこない気もする。

[myrmecoleon]

「ウィキアリティに対抗して事実を提供してくれるところとしてあるべき」／Wikipediaや人力検索で資料に基づく根拠ある言及をしている人は，多かれ少なかれ図書館の世話になってるのよ。図書館の関与は見辛いね。

[Imamu]

ウィキアリティ(Wikiality)「事実ではなく合意に基づく真実」and トゥルージネス(Truthiness)「事実ではなく直感に基づく真実らしさ」『調べ物というのは本来あまり民主的でも自由でもないプロセスである･･･分類、階級化』

[endo_5501]

「そんな中でウィキアリティに対抗して事実を提供してくれるところとしてあるべきなのが図書館である」でも、図書館発の意見や発言てあまり見たことないよ？

[Sonae-Guy]

御尤も。ただ、例えば『願望に沿った「真実」があれば良いのであって、それに反する「事実」などお呼びでない』という人間に足りないのは果たして『リテラシー』なのかどうか。そういう人間は意外に少なくない。

[surumeno13]

「「ウィキアリティ」と「トゥルージネス」」という考え方はいろいろなものにあてはめられそう。というか、ネットでも広がりやすい。

[rajendra]

"理念的には、図書館は調べ物というあまり民主主義になじまない技術のプロをいっぱい置いておいて、民主主義社会の市民に奉仕するための機関として機能するべきである。"

[sharou]

"この人は事実に基づいた冷静な思考を尊ぶよりは、自分でウィキアリティを作って人をそれにのせることに興味があるように見えてならない"確かにね。