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アメリカの反テロ戦争が金融崩壊を招いた/『ドンと来い! 大恐慌』藤井厳喜 - 古本屋の覚え書き
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アメリカの反テロ戦争が金融崩壊を招いた/『ドンと来い! 大恐慌』藤井厳喜 - 古本屋の覚え書き
まるで「売れない演歌歌手」といったところだ。表紙も著者名も。若者相手の講義といった体裁をとってい... まるで「売れない演歌歌手」といったところだ。表紙も著者名も。若者相手の講義といった体裁をとっているため、言い回しが馴れ馴れしくなっている。「――なんだよな」みたいな。読みやすさを考えた戦略なんだろうが裏目に出ている。話し言葉と書き言葉の違いはそんな簡単なものではない。 信じられないほど誤字が目立つが、国際経済を知る上で見事な教科書たり得る一冊となっている。意図的に保守を気取っているため、「シナ」という表記もあるが無視して宜しい。保守派というのはおしなべてデリカシーに欠けているものだ。そうでなければ保守など務まらない。 藤井厳喜は、増田俊男と同じく力学的に経済を捉えている。これが実にわかりやすい。例えば、サブプライムショックに端を発した昨今の世界的な不況について、次のように指摘している―― 第四の要点。これは、他のどの恐慌本にも書いていないポイントだと思うけど、金融バブルの崩壊を起こした「引