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「羽生ゾーン」と「藤井ゾーン」:天才による中盤戦の技術革新 | 将棋を100倍楽しむ!
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「羽生ゾーン」と「藤井ゾーン」:天才による中盤戦の技術革新 | 将棋を100倍楽しむ!
中盤戦における羽生竜王の特徴的な指し方の一つに、「羽生ゾーン」と呼ばれる金や銀の使い方があります... 中盤戦における羽生竜王の特徴的な指し方の一つに、「羽生ゾーン」と呼ばれる金や銀の使い方があります。敵玉と反対側を攻めるという、常識では考えづらいこの指し方が例外的に妙手となる局面を、羽生竜王は的確に認識出来るようです。 「羽生ゾーン」ほど実戦例は多くありませんが、藤井聡太六段にも「藤井ゾーン」とでも呼ぶべき、従来の棋士の感覚では違和感を覚える特徴的な中盤の指し手があります。それは将棋ソフトの感覚と非常に近いもので、藤井将棋の先進性を象徴する指し回しだと言えます。 「羽生ゾーン」とは 「羽生ゾーン」とは、敵陣の玉と反対側の2三もしくは8三(後手なら8七もしくは2七)の地点に、持ち駒の金や銀を打って相手の攻め駒にプレッシャーを掛ける手法です。 図1 2003年の王座戦最終局、渡辺明五段戦。△2七銀と打たれ、先手は味のいい飛車の逃げ場所がありません。また、先手の玉頭に大きな拠点があるこの局面では