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61歳でリストラに...レジ打ちから社長に転身した人が「肩書にとらわれない」理由
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子育てのために17年間の専業主婦生活を過ごしたのち、一流ホテルや大企業で活躍した薄井シンシア氏。今... 子育てのために17年間の専業主婦生活を過ごしたのち、一流ホテルや大企業で活躍した薄井シンシア氏。今年、外資系ホテルの日本法人社長に就任したが、その直前はスーパーのレジ打ちをしていたという。キャリアへの考え方を聞いた。(取材・構成:塚田有香) ※本稿は、『THE21』2021年11月号より一部抜粋・編集したものです。 可能性を広げるには経験なんて邪魔なだけ ちょうど10年前、私は時給1300円で働くパートタイマーでした。そして現在、日本に進出したばかりの外資系ホテルで日本法人社長を務めています。 私が自分をアップデートし続けることができたのは、常に新しい学びを得て、成長できる環境に身を置いてきたからです。 10年前の私は52歳。しかも、30歳からの17年間は専業主婦だったので、ブランクも長い。ようやく見つけたのが、富裕層向け会員制クラブの電話受付をするパートの仕事でした。 そこで必要なスキル