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「なぜ自分が少女マンガなんかの担当に」マンガ家・里中満智子が目撃した1970年代の現場…編集者はおじさんばかりでマンガが下に見られていた時代 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
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#2 #3 「マンガの編集なんて恥ずかしい」と言われた1960年代私が10代の新人マンガ家だった頃、少女雑誌... #2 #3 「マンガの編集なんて恥ずかしい」と言われた1960年代私が10代の新人マンガ家だった頃、少女雑誌に女性編集者はほとんどいませんでした。 デビュー当時は編集を請け負うプロダクションや下請けなどなくて、全部出版社の社員が編集部で制作していたのです。だから週刊誌となると編集者が30人くらいいました。今みたいにいろいろ便利な機器がある時代ではないので、それくらいいないと回らなかったんですね。原稿のやり取りも足でとらないといけない時代ですから。 それでも少女雑誌に女性編集者がせいぜい2人。少年誌には1人もいませんでした。新作のプロットやネームなどを見せて意見をもらう相手は、当時の私にとって、おじさんのような年上の男性ばかり。 「ここはもうちょっと派手にして」「このサブキャラはもっと意地悪なほうがいいよ」など、何を言われても「はい! 頑張ります」と返すしかありません。けれどすべての要求に応
2024/09/04 リンク