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2013年 アジア戦略とレ・コン・ビン<後編> シリーズ 証言でつづる「Jリーグ25周年」 - スポーツナビ
レ・コン・ビンのJリーグ挑戦──「海外組」が当たり前となった現在の日本では、その話題性をイメージす... レ・コン・ビンのJリーグ挑戦──「海外組」が当たり前となった現在の日本では、その話題性をイメージするのは難しいかもしれない。当時のベトナム国民の心情を表現するなら、「カズ(三浦知良)のセリエA挑戦」を思い出せば、多少は理解しやすくなるだろう。ベトナム代表として国際Aマッチ出場85試合、51ゴールという歴代最多記録を誇るレ・コン・ビンは、まさにベトナム国民にとっての生けるレジェンドであった。 もっとも、J2の地方クラブがベトナムの国民的英雄を獲得できたのは、Jリーグ側の働き掛けが不可欠だったことは留意すべきだろう。アジア戦略室にいた山下修作によれば、東南アジアに目を向けるJクラブがほとんどない中、強い関心を示していたのが札幌だったという。「特にGM(ゼネラルマネージャー)の三上(大勝)さんは熱心でしたね。現地でJリーグを見てもらうんだったら、レ・コン・ビンくらいインパクトのある選手がほしい。
2017/11/12 リンク