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アビガン、コロナへの有効性は「判断困難」。治験方法が課題に | スラド
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アビガン、コロナへの有効性は「判断困難」。治験方法が課題に | スラド
厚生労働省は21日、新型コロナウイルス(COVID-19)の治療薬として期待されていた抗インフルエンザ薬「... 厚生労働省は21日、新型コロナウイルス(COVID-19)の治療薬として期待されていた抗インフルエンザ薬「アビガン」(ファビピラビル)の承認申請に対し、現在の治験資料では「有効性を判断するのは困難」だとして判断を見送る方針を決めたそうだ。アビガンは富士フイルム富山化学が開発した抗インフルエンザウイルス薬(毎日新聞、Bloomberg)。 毎日新聞の記事によれば、富士フイルム富山化学による治験が、一般的な二重盲検試験ではなく、アビガンを投与した患者を医師が把握して行われる単盲検試験だったことなどが影響している模様。米国などで行われている治験の追加データが出れば改めて部会で審議するとしている。これを受けて22日には富士フイルムホールディングス株が大きく下落している。ただし、政府がアビガンの備蓄量を増やしていることから、日経新聞は短期的な業績への影響は少ないと報じている(日経新聞)。