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「ソルヂャ・トン(お茶飲めや)」の巻 ~西部チベット語の発音(1)ンガリー方言~
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「ソルヂャ・トン(お茶飲めや)」の巻 ~西部チベット語の発音(1)ンガリー方言~
stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=... stod phyogsとは、チベット語で「上手方面」の意味。チベットを東西に流れる大河ヤルツァンポの上手側=西部チベット、そしてさらに西の方 にあたります。 大上段に振りかぶったタイトルになりましたが、ここではその実例をチョボチョボ挙げるだけですので、あまり参考にはならないはずです。 前回紹介したように、チベット語の単体字のスペルは、基字に様々な添字が上下左右にくっつき非常に複雑な構造を持っています。現代チベット語ではその添字の多くが発音されず、また実際の発音もスペルから大きく乖離したものとなっています。 しかし、チベット文字が開発された吐蕃時代には、(すべてではないが)現在よりもスペル通りに近い発音がなされていただろう、と推測されています。というのは前回までのお話。 その古代チベット語に近い発音が今も残っているのが西部チベットです(注1)。その中でも一番東にあたるンガリー(西蔵自治区阿里