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共感のダークサイド : すずろーぐ☆
動物行動学者のフランス・ドゥ・ヴァールは、チンパンジー社会でも観察できる共感能力が、ヒト社会にお... 動物行動学者のフランス・ドゥ・ヴァールは、チンパンジー社会でも観察できる共感能力が、ヒト社会において薄れているのではないかと危惧しています。「競争こそが進化の本質であり人間のあるべき姿である」という『利己的な遺伝子』に開き直って利益のみを追求する「強欲なアメリカ的資本主義」を「共感欠如の病理」として批判しました。 あまりピンとこないんですが、これは現代においてリアリティーのある指摘でしょうか? むしろ今や「共感」は絶対的な善であり神聖なモノとして祭り上げられているのではないでしょうか?たとえば、【これはひどい】というタグのついた共感を呼びおこすエピソードは、インターネットを通じて世の中を席巻しています。 そもそも『共感するロボットを設計すること』でみてきたように、「共感」はひとつの「機能」であって、それ自体はニュートラルなものです。使い方次第で良い面も悪い面もあらわれてくることがあるので、
2018/09/05 リンク