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平家物語63 第3巻 有王③〈ありおう〉〜The Tale of the Heike🌊 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
「本当だろうか、 本当にお前が来てくれたのだろうか、 毎日毎夜、都のことばかり思いつめて、 今では恋... 「本当だろうか、 本当にお前が来てくれたのだろうか、 毎日毎夜、都のことばかり思いつめて、 今では恋しい者の面影が、夢かうつつか、 わからなくなってしまったのだよ。 お前の来たのは夢ではないのか? 本当にお前が来たのか? 夢であったら覚めた後がどんなに辛い事か」 「僧都様、これは本当でございますよ。 決して夢ではありませぬ。 それにしても、 よくこうやって生き長らえておいでになりました」 「まったくそうなんだ、お前のいうとおりだが、 恥ずかしい話、わしは少将が島を去る時、 よしなに取計うから待てといった言葉が 忘れられなかったのじゃよ。 おろかなものでのう、 その一言に、もしやと頼みの綱をかけ、 一日一日を生き伸びていたのじゃ、 何せ、ここは食い物のないところで、 わしも丈夫な折は、 山にのぼって硫黄《いおう》とやらを取り、 商人船の来る度に食物と代えて貰っていたが、 体が弱ってからは、
2024/05/18 リンク