女性専用車両やレディースデイは男性差別か？ - 京太郎のブログ

0.はじめに この記事では、男性差別のような逆差別と呼ばれるものについて考え検討する。 前回までの記事で差別はなぜ悪質かについて見てきたが、今回男性差別のような逆差別について考えるのは、「逆差別を無視している」というよくある批判に答えるためだ。 そしてそのためにはそもそも逆差別とは何かについて検討が必要なのだ。 逆差別の問題として頻繁に取り扱われるのは女性差別に対する男性差別だろう。 男性差別と言われるような事例としてはよく以下の二つが挙げられる。 ・女性専用車両 ・レディースデイ この記事では議論の訴状に挙がることの多い男性差別を例に逆差別について考えていきたい。 1.男性専用車両がないのは差別か？ 差別は基本的にはマイノリティや相対的な弱者の立場にいる人間に対して起こるものと考えられる。 差別の議論においては「誰が」「どのような立場にいる人間に対して行うのか」という二点が重要になってく

[wuzuki]

反証可能テストについての丁寧な記事。「差別コスト」の考え、面白い。「被差別者への救済措置が別の差別構造を生み出すかどうかはケースバイケース」というのも納得。ここを単純化しようとする雑な意見多いよなぁ。

[deztecjp]

「女性専用車両」は男性全体を信頼できない存在とみなして排除する。典型的な統計的差別であり、「他者を貶価するやり方で区別する」一面を持つのは自明だと私は思うのだが、なぜか見解が分かれるんだよな……。

[YUKI334]

差別コストの例が酷過ぎる。痴漢（一部の男性）が発生させたコストを男性全員に負担させる事が問題の本質だろうに。他の記事も結論ありきで論理を組んでおり突っ込みどころ満載。間違い探しの練習に丁度良い