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「iPad mini導入」は始まりにすぎない――同志社中学校がIT活用に挑む訳
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「iPad mini導入」は始まりにすぎない――同志社中学校がIT活用に挑む訳
関連キーワード iPad | Apple | 教育 | 教育IT | タブレット 写真1 同志社中学校のシンボルともいうべ... 関連キーワード iPad | Apple | 教育 | 教育IT | タブレット 写真1 同志社中学校のシンボルともいうべき「グレイス・チャペル礼拝堂」。1200人を収容でき、毎朝の礼拝や生徒のプレゼンテーションなどにも利用する 同志社中学校(京都市左京区)は、美しい自然が残る比叡山の麓(ふもと)にある(写真1)。同志社発祥の旧今出川キャンパスから、2010年に総面積10万平方メートルにも及ぶ現在の岩倉キャンパスへ移転した。広大な敷地内に小学校、中学校、高等学校が併設されている。 校舎移転に伴い「教科センター方式」という新たな教室運営方式を取り入れた同志社中学校は、新校舎もそれに合わせたデザインにした。教科センター方式とは、各教科の教員が教室へ出向いて授業するのではなく、生徒に毎時間、各教科の専門教室へ移動してもらって授業をする教室運営方式のことだ。 同志社中学校の特徴は、校舎全体を教科ご