神戸空襲について | たんぶーらんの戯言

今まで、神戸空襲について、「火垂るの墓」関連も含め、何度か書いてきたのですが、８月１５日を前にして、もう少し具体的な概要なりをまとめておきます。 都市に対する無差別焼夷弾爆撃が、３月１０日の東京大空襲を皮切りに本格化、名古屋、大阪に引き続き神戸は、３月１７日未明の大空襲により、兵庫区、林田区、葺合区を中心とする神戸市の西半分が壊滅しました。 また、５月１１日の空襲では、東灘区にあった航空機工場が目標とされ、爆弾による精密爆撃が行われた。この空襲では、灘区・東灘区が被害を受けました。 さらに、６月５日の空襲では、無差別焼夷弾爆撃が行なわれ、西は垂水区から東は西宮までの広範囲に爆撃され、それまでの空襲で残っていた神戸市の東半分が焦土と化した。この大空襲によって、ほぼ神戸市域は壊滅状態となってしまいました。 空襲による現在の神戸市域の被害は、戦災家屋数１４万１，９８３戸、総戦災者数は、罹災者５３