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「『天然鉱石+水』で安価な水素をつくる」Hydrogen Technology社長 山本泰弘
次世代のクリーンエネルギーとして注目されている水素。しかし、その実用化には様々な課題がある。まず... 次世代のクリーンエネルギーとして注目されている水素。しかし、その実用化には様々な課題がある。まず、製造方法だ。現状では石炭や天然ガスといった化石燃料から製造する方法が主流だが、これでは二酸化炭素が排出されてしまう。水を電気分解して製造すれば二酸化炭素が出ないが、その電気をどう作るか。火力発電ではやはり二酸化炭素が出てしまう。太陽光発電でまかなおうとすると、広大な面積が必要になる。さらに、運搬などのために高圧にすると、コストがかさむ。こうした課題を解決する水素生成技術を開発し、今年度中に新電力大手のイーレックス〔株〕と日本初の水素専焼発電所の運転開始を目指しているのがHydrogen Technology〔株〕だ。代表取締役社長の山本泰弘氏に取材した。 「高圧」も水素が高価格である要因 Hydrogen Technologyは山梨県富士吉田市に「水素実証センター」を持っている。取材は、同セ
2021/08/22 リンク