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話をわかりやすくするために世の中には2種類の企業しかないとしよう。1つめは生産手段を生産する会社... 話をわかりやすくするために世の中には2種類の企業しかないとしよう。1つめは生産手段を生産する会社、これを企業1としよう。2つめは消費手段を生産する会社、企業2としよう。つまり企業1と企業2はお互いに依存し合っているのだ。ではどのように、この2つの企業は関わっているのだろうか。 まずはじめに、wを商品の価値、cを生産手段の価値移転部分、vを可変資本、mを剰余価値とすると、 w=c+v+m と表せる。 たとえば今、企業1が6000の、企業2が3000の価値を生み出したとしよう。そしてw=v+c+mだから 企業1:6000w1=4000c1+1000v1+1000m1 企業2:3000w1=2000c2+500v2+500m2 としよう。 すると企業1は生産手段をつくる会社だから 4000c1、1000v1、1000m1はすべて生産手段である。 逆に2000c2、500v2、500m2は消費手段
2014/09/26 リンク