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昔も今も「カフェの起業」が人気の理由 先日の取材時に、上場企業の社長が「昔と今とでは“出世”の基準が... 昔も今も「カフェの起業」が人気の理由 先日の取材時に、上場企業の社長が「昔と今とでは“出世”の基準が変わった」と話していた。最近よく聞く話だが、目の前で聞くと実感が増す。その真意は、(1)同じ会社で昇格する“出世”、(2)独立起業して経営者になる“出世”、(3)好きなことを仕事にしてワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)をめざす“出世”もある――という意味だ。 この発言を聞いて思ったのは、昔も今も起業先として人気の「カフェ経営」だ。昭和時代には、「喫茶店のマスター(またはママ)になりたい」と独立する人が多く、現在も「カフェのオーナーになりたい(またはバリスタやパティシエで独立)」と起業する人が多い。 なぜ、いつの時代も人気業種なのか。前述の(2)(3)を満たすことができ、小さい店でも「一国一城の主」になれるのが大きい。昭和時代には認知されなかったコーヒー職人である「バリスタ」も、お菓
2017/11/27 リンク