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入居希望者が続々集まる「茶山台団地」のすごみ
ママさんが工具片手に四苦八苦。その様子をちょっと心配げに見守るパパと幼い子ども。そして、微笑みな... ママさんが工具片手に四苦八苦。その様子をちょっと心配げに見守るパパと幼い子ども。そして、微笑みながら寄り添うご近所の高齢者。これはある団地での様子である。 高度経済成長期に各地で建設された団地の多くはいま、住民の高齢化や老朽化、過疎化などの問題を抱えている。その再生は非常に困難であると考えられるが、どのような取り組みが行われているのだろうか。入居者によるDIYなどにより子育て世帯の入居を促進し、多世代交流型のコミュニティづくりを進めている、ある団地の取り組みを紹介する。 茶山台団地の取り組み 泉北ニュータウンにある茶山台団地(大阪府堺市南区:28棟930戸、2019年1月末時点で795世帯が入居中)は、泉北ニュータウン内に建設された賃貸住宅団地の第1号。1971(昭和46)年4月に入居を開始し、以来、約50年にわたり庶民の暮らしの場となってきた。 冒頭の光景は、その団地内に2月16日にオー
2019/03/18 リンク