オザックスが見据える｢NEXT100｣と成長戦略 | オザックス | 東洋経済オンライン

幅広いアイテムを取り扱う商社として実績を積み重ねてきたオザックスの歴史はつねに変革と共にある。その中核を成すのがIoT&クラウドサービスだ。すでに多くの導入実績を有し、業務改革ソリューションとして注目を集めるオザックスのIoT事業。その成長戦略に迫った。 生産性向上が評価され国内1万8000以上の拠点で導入 国内の多くの企業が期末を迎える3月、業界の担当者を悩ませるのが棚卸し作業だ。社内のマンパワーを総動員して取り組むこの作業は大きな負担であると同時に、アナログゆえのミスやトラブルも発生しがちだ。 とある部品メーカーは、かつて毎月社員総出で資材の棚卸しを行っていた。消耗品は毎日社員自ら実数を計測し、液体製品は手で持ち上げたときの重さで残量を推定しており、人力頼みで負荷が高いだけでなく当然ミスも頻発だった。しかし現在、同メーカーの棚卸しは完全に自動化されている。まさに業務の大変革を遂げたわけ