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母の入院で事態は急展開―遠距離介護が始まった - 一筋の光、降り注ぐ光。
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母の入院で事態は急展開―遠距離介護が始まった - 一筋の光、降り注ぐ光。
母が歩く夢を見た。 退院した母が、土間のような場所に立ち、そこから明るい外を見て 「あらぁ」 と嬉し... 母が歩く夢を見た。 退院した母が、土間のような場所に立ち、そこから明るい外を見て 「あらぁ」 と嬉しそうに、ゆっくりと、薄桃色の紗がかかったような春の庭に出て、表の道を歩き出した。 杖もなしで、父の肩に手を掛けて。 「待って」 と私は慌てて追いかけ、母の手を取った。 「お母さん、歩いているじゃない、すごい!」 と私が驚くと、微笑んだ母。 「良かったぁ。治ったんだね。もう歩けないかと思ったよ。怖かったよ」 と私は涙ぐむ。母の手を両手で包む。 良かった・・・という自分の声がもう一度、私の口から出かかったとき、眠りの淵からこちらに戻ってくる感覚がわかり、私は絶望を感じた。 いやだ。目覚めたくない! ずっと、夢の中にいたかった。 寝つきの悪い日が続いている。明け方、ようやく眠れても、妙な夢を見て目覚めることが多くなった。しかし、母の夢は初めてだ。淡い光に包まれた母は、とても綺麗だった。 現実の母は