タイ総選挙 野党が勝利 政権交代に向けた連立協議が焦点｜テレ東BIZ（テレビ東京ビジネスオンデマンド）

タイで４年ぶりとなる総選挙が実施され、2014年のクーデター後の軍政を引き継ぐ親軍派の与党は大敗しました。２つの野党が合わせて過半数を獲得し、焦点は政権交代に向けた連立協議に移ります。タイの選挙管理委員会がきょう発表した開票率98％の途中経過によりますと、王室改革などを訴える革新系野党の前進党が151議席を獲得したほか、最大野党だったタクシン元首相派の貢献党が140議席を獲得し、野党２党の合計は半数を大きく超えました。前進党のピタ党首は「首相になる準備はできている」と述べ、今後、貢献党との連立協議に入る見通しです。ただ両党は政策面で大きな違いがあり、野党２党の連立が実現するかどうかは不透明な情勢です。