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「宗教は科学の代わりにはならない」 コロナ禍で変わる信仰の役割
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「宗教は科学の代わりにはならない」 コロナ禍で変わる信仰の役割
戦後日本の経済至上主義による弊害 ――日本は諸外国に比べると相対的に、信仰を拠り所にする度合いが小さ... 戦後日本の経済至上主義による弊害 ――日本は諸外国に比べると相対的に、信仰を拠り所にする度合いが小さいように見えます。わが国の宗教との関係をどう捉えていますか。 【森本】日本でとくに気になるのは「手当をする」人の存在が圧倒的に少ないことです。子どもやお年寄り、貧困者や社会的弱者のケアをしているのは、どこの国でも宗教団体です。 キリスト教やイスラム教はもちろん、仏教でもアジア諸国ではそういう役割が大きい。しかもそれは、専従者や一部の熱心な人だけでなく、多くの一般信徒が関わる日常作業です。 日本では、そういう民間のセーフティ・ネットがいっそう薄くて頼りなくなったように思います。 ――なぜ、そうなってしまったのでしょうか。 【森本】おそらく、戦後の日本が経済至上主義と自己責任論でがむしゃらに成長してきたことと無関係ではないでしょう。教育も医療も福祉も、効率だけを指標にして無駄を削ぎ落としてきた。