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第6回 ヴィッラ庭園という文学空間:人文主義者ピエトロ・ベンボの言の葉の苑|「ヨーロッパ綺想庭園めぐり」桑木野幸司
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第6回 ヴィッラ庭園という文学空間:人文主義者ピエトロ・ベンボの言の葉の苑|「ヨーロッパ綺想庭園めぐり」桑木野幸司
古代ギリシア・ローマの往昔より、手紙はまぎれもなく文学であった。文を送る相手を心に浮かべ、書簡を... 古代ギリシア・ローマの往昔より、手紙はまぎれもなく文学であった。文を送る相手を心に浮かべ、書簡をしたためることが、時には繊細な詩情の吐露となり、大胆な思想の表明ともなる。プラトンやエピクロス、セネカや小プリニウス、アベラールとエロイーズ、そしてペトラルカ以降の文学者たち──彼ら・彼女たちはみな、私信や恋文や公簡に綴る言の葉の一葉一葉に、己の全存在をこめてきたのだ。 (ローマの喧騒を逃れ…)「私はパドヴァにつくと(…)この我が小さなヴィッラにやって来ました。するとヴィッラは主人をとても嬉しそうに迎え入れてくれたのです。ここでの暮らしはいたって静寂です。というのも、ローマでは明けても暮れても多大な労苦に責めさいなまれる日々でしたから。それが一転ここにいると、不愉快でうっとうしい知らせを聞かなくて済みますし、口論に巻き込まれることもなければ、やれ財務官との面談だ、やれロタ法廷の聖院審決官たちの訪