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【23】「キャンセル文化」を問う - 塩原俊彦|論座アーカイブ
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【23】「キャンセル文化」を問う - 塩原俊彦|論座アーカイブ
2022年の世界の潮流を予測するために、2021年11月にThe Economistが刊行した「The World Ahead 2022」の... 2022年の世界の潮流を予測するために、2021年11月にThe Economistが刊行した「The World Ahead 2022」のなかに、「2020年代を象徴するキャッチーな言葉を探している人には、「キャンセル・カルチャー」(以下、キャンセル文化)が最適だろう」という指摘がある。この2年間、旅行、結婚式、会議、スポーツ大会、選挙、著名人、知識人、マイナーな公人、さらには誰も知らなかった人まで、キャンセルできるものはほとんどキャンセルされてきたからだ。 パンデミック下で、こうした世界の潮流が日本にも打ち寄せている。今回は、このキャンセル文化について論じるなかで、ニッポン不全を考えたい。 文化の「溶解」 拙著『サイバー空間における覇権争奪』のなかで、筆者はアントニオ・グラムシの思想について少しだけ論じたことがある。つぎのように記した。 「注目すべきはこのグラムシを源流とする「左翼思想