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寒波で節電が必要になった日本、その背景にあるもの
大雪による高速道路での立ち往生が何度か報道されている。寒波は様々な影響をもたらしているが、電力需... 大雪による高速道路での立ち往生が何度か報道されている。寒波は様々な影響をもたらしているが、電力需要が増加し電力供給が不足する懸念も出ている。ニュースでも節電の呼びかけが行われる事態だ。電力供給では需要がある時に必要な量を発電しなければ、停電する。需要があまりない時に発電し余った電気を蓄電池などに貯めておき利用すれば良いが、蓄電池のコストは高く、また利用できる時間は数時間が限度なため、実用化は簡単ではない。 1月7日、電力会社によっては供給予備率(需要に対する予備の供給能力)が通常必要とされる8%‐10%を大きく割り込み、最低限必要とされる3%も割り込む綱渡りの事態となった。どこかの発電所が故障などで停止すれば、供給力が不足し停電する事態だ。供給力維持のため電力会社間で電力の融通も行われた。 電力需要は、季節により、また1日の中でも変動する。冷暖房需要が増える時期、オフィス、工場が立ち上がり
2021/01/15 リンク