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小学生が「認知症」を体験……その時、教室で起きたこと
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小学生が「認知症」を体験……その時、教室で起きたこと
「みんなも欲しいもの、何度も繰り返し言うでしょ?」 認知症の曽祖母の「つまずき」理解した 意外だっ... 「みんなも欲しいもの、何度も繰り返し言うでしょ?」 認知症の曽祖母の「つまずき」理解した 意外だった「普通に生きている」 認知症の人の視点を小学生が体験したら? 「階段の段差がわからへん」「おばあちゃんこんな気持ちやったんやな……」。そして「いつも通り生きてるだけ」。仮想現実(バーチャルリアリティー=VR)の最新技術を使った教室では、予想外の小学生らしい発見がありました。 6年生40人が体験 VRで認知症を体験したのは、大阪市立大空小学校の6年生40人です。 授業では、まず、大阪市北区社会福祉協議会のコミュニティーソーシャルワーカー2人が認知症について説明しました。 講師の山本久美子さんは「最近の子ども達は、認知症という言葉は知っているものの、核家族化で同居している家族が認知症になるという経験が少なく、自分ごととして認知症を捉える機会が減っています」。そんな子供達にはまず、「認知症」自体を