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採集と印刷:デザイナー𠮷田勝信が考える「新しい工業」
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採集と印刷:デザイナー𠮷田勝信が考える「新しい工業」
山形県大江町を拠点に、風土や民俗と産業を連続的なものとするために、採集・デザイン・超特殊印刷を主... 山形県大江町を拠点に、風土や民俗と産業を連続的なものとするために、採集・デザイン・超特殊印刷を主な領域として「物のつくり方をデザイン」してきた𠮷勝制作所。同所は2020年より、海や山で採集したものからインクを開発し、現代社会に実装することを目的としたプロジェクト「Foraged Colors」を展開している。 同プロジェクトではこれまでに、色のもととなる「顔料」、顔料を定着させる「メディウム」といった、インクをつくるために必要な材料の開発に成功。その軌跡と、仙台市民とともに採集物からつくった「仙台の色」を紹介する場として、今年3月には展覧会「Exhibition_ Foraged Colors 2023―持続可能な顔料とメディウムの開発/海でみつけた仙台の色」を開催した。 開催前の2月のある日、展覧会の案内とともに、代表の𠮷田勝信さんから手紙が届いた。そこには、開発を進めてきたインクを