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岐路に立つ公共図書館──集客施設か、知的インフラか
多様化する各地の公立図書館 近年、従来のイメージを覆す公立図書館が各地に出現している。カフェがあっ... 多様化する各地の公立図書館 近年、従来のイメージを覆す公立図書館が各地に出現している。カフェがあったり、音楽が流れていたり。元日から開館している図書館もある。表面上、サービスの利便性が上がっただけではない。ビジネス支援などの課題解決や地域コミュニティの場としての役割を担う図書館も増えている。 その背景には、「無料貸本屋」批判からの脱却や、2000年代に進んだ地方分権化などの流れがある。特に、2003年に企業やNPOなど民間組織に公的施設の管理運営を委託する指定管理者制度がスタート。民間の参入により、図書館でも多様なサービスが展開されるようになった。 そんな指定管理者制度の開始から10年を経て、2013年4月には佐賀県の「武雄市図書館」がオープンした。レンタルチェーンのTSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者となって運営。ポイントを貯められる「Tカード
2014/12/02 リンク