米、テロ警戒レベルに「速報」新設 ネットでの過激化に注意

米ニューヨーク市で、9.11米同時多発攻撃で倒壊した世界貿易センター跡地「グラウンド・ゼロ」に建設された「ワン・ワールド・トレード・センター」付近を警備する警官（2015年11月24日撮影、資料写真）。(c)AFP/Getty Images/Spencer Platt 【12月17日 AFP】米国土安全保障省は16日、「国家テロ警報システム（NTAS）」の警戒レベルに「速報（bulletin）」を新設した。従来の2段階の警戒レベルより低いテロの脅威に関する情報を米国民に発信するのが狙い。 2001年に導入されたNTASではこれまで、警戒レベルは「高度」と「緊急」の2段階で構成されていたが、テロの脅威が基準に満たず、一度も警報が発令されたことはなかった。国土安全保障省によると、従来の警報の下に新設された「速報」は「テロの脅威に関するより広範・一般的な動向」を伝えるため使用される。 同省は16

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