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32年間放置の原発、稼働を検討 フィリピン政府
フィリピン・マニラ西方のバターン州にあるバターン原子力発電所(2011年5月18日撮影)。(c)AFP/JAY DIR... フィリピン・マニラ西方のバターン州にあるバターン原子力発電所(2011年5月18日撮影)。(c)AFP/JAY DIRECTO 【9月1日 AFP】フィリピン政府は8月31日、32年前に建設されたものの安全上の懸念から一度も稼働していない原子力発電所を復活させ、急増する国内のエネルギー需要に対応する計画を検討中だと明らかにした。 首都マニラ(Manila)の西方約30キロ、バターン(Bataan)州にあるこの原発は、発電能力620メガワット。ロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領の報道官は、「持続的で経済的にも利用しやすいエネルギーを求めてあらゆる選択肢を検討している。バターン原発の稼働も検討中だ」と述べた。 バターン原発は1970年代の石油危機を受けて、故フェルディナンド・マルコス(Ferdinand Marcos)大統領政権下で23億ドル(約2400億円)を投じて
2016/10/28 リンク