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アジア山岳氷河の暗い未来、2100年に「3分の1以上消失」 気候研究
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アジア山岳氷河の暗い未来、2100年に「3分の1以上消失」 気候研究
西部の観光地ポカラから見たヒマラヤ山脈(2010年10月13日撮影)。(c)AFP/PRAKASH MATHEMA 【9月14日 AF... 西部の観光地ポカラから見たヒマラヤ山脈(2010年10月13日撮影)。(c)AFP/PRAKASH MATHEMA 【9月14日 AFP】地球温暖化によって今世紀末までに、アジアの山岳氷河の氷質量の3分の1以上が失われるとの研究結果が13日、発表された。これにより、淡水を氷河に依存している数百万の人々に悲惨な結果がもたらされるという。 英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された論文によると、これは地球の気温上昇幅が産業革命前の水準から1.5度未満に抑えられるとする仮定に基づいた「最良」のシナリオだという。気温上昇幅が3.5度、4.0度、6.0度では、それぞれ49%、51%、65%の氷質量がアジアの氷河から失われる可能性があるという。 チベット高原(Tibetan Plateau)を囲む地理的領域で構成されるアジア高山地域(HMA)には、極地以外で最も大量の凍結水が蓄えられている。 HM