コレラ感染者1000人超える サイクロン被災のモザンビーク

モザンビーク中部ベイラに設置された医療用テントで、下痢の手当てを受ける人々（2019年3月27日撮影）。(c)Yasuyoshi CHIBA / AFP 【4月2日 AFP】モザンビークの保健省は1日、サイクロン被災地でのコレラ感染者数が少なくとも1052人に達したと発表した。4日前の139人から急増しており、1日平均200人の感染が新たに確認されている計算。 同国では先週以降、多数がコレラに感染しているが、保健省の統計によると死者はわずか1人となっている。壊滅的な被害をもたらしたサイクロン襲来から2週間余りが経過する中、当局や援助団体はコレラの拡大阻止に奔走しており、3日には大規模な予防接種が開始される予定。 感染が最も広まっているのは中部ベイラ（Beira）で、感染者1052人中959人が同市で確認されている。 コレラはコレラ菌に汚染された飲料水や食物を通して感染し、急性の下痢を引き起

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