スペイン風邪で双子の兄弟亡くした米100歳男性、新型コロナで死亡

米首都ワシントン郊外アーリントンにある、硫黄島で米兵らが星条旗を掲げる写真をもとに建立された硫黄島記念碑（2008年7月4日撮影、資料写真）。(c)KAREN BLEIER / AFP 【4月23日 AFP】1918～19年に世界的に大流行したスペイン風邪で双子の兄弟を亡くした米ニューヨーク州の100歳の退役軍人の男性が、その1世紀後の今大流行している新型コロナウイルスで亡くなった。米メディアが伝えた。 同州ロングアイランド（Long Island）の地元紙ニューズデー（Newsday）電子版が22日に報じたところによると、亡くなったのはフィリップ・カーン（Philip Kahn）さん。 カーンさんは第2次世界大戦（World War II）中、硫黄島の戦い（Battle of Iwo Jima）に加わり、広島と長崎への原子爆弾投下後には、航空写真を用いた調査に携わったという。 同紙は遺族