シリア元大佐、ドイツで終身刑 拷問に関与

ドイツ・コブレンツの裁判所に出廷したアンワル・ラスラン被告（右、2022年1月13日撮影）。(c)Thomas Frey / POOL / AFP 【1月13日 AFP】ドイツの裁判所は13日、シリアにおける国家主導の拷問を審理する世界初の裁判で、シリア人の元大佐に人道に対する罪で終身刑を言い渡した。 アンワル・ラスラン（Anwar Raslan）被告（58）は2011～12年に、シリア首都ダマスカスのアルハティブ（Al-Khatib）収容所、通称「251支部（Branch 251）」で27人の殺害を監督したとして有罪と認められた。 ラスラン被告は、2012年にシリアを逃れ、保護を求めてドイツに入国していた。 独検察は、被告が同収容所で58人の殺害と4000人の拷問を監督したと主張していたが、全ての殺害への関与は証明できなかった。 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ（HRW）のケネス

[paravola]

（グアンタナモやイラクやアフガンやなんやらは）今回の裁判は、外国で発生した犯罪でも訴追が可能になる普遍的管轄権の原則に基づいて行われた／国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチのケネス・ロス代表は...