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なぜ現場に解剖医…サウジ説明に残る「王室関与」の疑惑:朝日新聞デジタル
サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏の殺害疑惑で、サウジ政府が一転、トルコの自国総領事館での... サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏の殺害疑惑で、サウジ政府が一転、トルコの自国総領事館での死亡を認めた。ただ、サウジの主張はトルコ当局の捜査とも食い違い、事件の全容はわかっていない。 サウジは発表で「カショギ氏は総領事館内にいた人物と口論になり、けんかの結果、死亡した」とした。だが、トルコメディアなどは、トルコ当局が入手した事件時の音声データに基づく内容として、カショギ氏は館内に入って間もなく暴行され、拷問を受けた末に殺害されたと報じている。 音声データによれば、現場にはサウジ内務省の解剖を専門とする法医学者がおり、カショギ氏の体を切断したとされる。サウジは「容疑者らはカショギ氏をサウジに連れ帰ろうとしていた」と主張するが、なぜ法医学者がいたのかという疑問が残る。 また、発表では事件の隠蔽(いんぺい)を図った容疑者らと、サウジ政府との関係もあいまいだ。トルコ当局はカショギ氏の失踪13
2018/10/20 リンク