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停止線を勝手に引いた校長 「思いやり」は罰金4万円に:朝日新聞デジタル
児童の安全のために。小学校の校長先生のそんな思いやりが事件を生んだ――。 福岡県中部の町。その小学校... 児童の安全のために。小学校の校長先生のそんな思いやりが事件を生んだ――。 福岡県中部の町。その小学校は少し高台にあった。入り口から近くを通る片側1車線の県道までは、約35メートルの坂道が結んでいた。 坂道と県道の合流地点の先には、信号機のある丁字路交差点があった。横断歩道の手前には一本の白い停止線。信号待ちの車が増えると、車列はここから合流地点まで伸びることがあったという。町の教育委員会の説明だ。 新しい「停止線」が突如、姿を現したのは昨年3月のことだった。場所は本来の停止線から約15メートル手前。信号待ちの先頭の車が合流地点にかからない位置だった。 描いたのは小学校の50代の校長だった。スプレーで、「停止線」に似せた白線をひいた。昨年4月、110番通報で発覚した。校長は町教委に、「子どもたちが下ってくる際に、信号待ちの車にぶつかる可能性があり、危険だと思った」と理由を説明した。 町教委の
2021/01/05 リンク