JFしまねに抗議 漁業者が松江でデモ集会：朝日新聞デジタル

【島根】漁業者が漁具のリースを受けるための組織の未設置や不申告加算税を課されるなど、数々の法令違反と業務怠慢が発覚している漁業協同組合JFしまねに対して、組合員の漁業者が6日、松江市の事務所前で抗議のデモ集会をした。 「表に出て説明しろ」「漁師の組合じゃないのか」などと書かれたプラカードを手に、隠岐や西部など全県から漁師約60人が事務所前に集まった。午前10時には「水協法（水産業協同組合法）を守れ！」「業務を改善しろ！」などとそろって声をあげた。集会の代表が事務所に入り、公開質問状を職員に手渡した。 参加した大原豊さん（36）は「大田から来た。JFしまねの正常化を求める」。漁師になって55年という渋谷昇さん（70）は「岸宏会長の退陣。それが一番の要求」と話した。 JFしまねについては岸会長の不適切会計の損害賠償を求める組合員代表訴訟が起こされているほか、県も業務改善命令を出す方針で5日にJ

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「表に出て説明しろ」「漁師の組合じゃないのか」などと書かれたプラカードを手に、隠岐や西部など全県から漁師約60人が事務所前に集まった。午前10時には「水協法を守れ！」「業務を改善しろ！」