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福祉工場「オムロン太陽」 障害者に寄り添い50年:朝日新聞デジタル
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福祉工場「オムロン太陽」 障害者に寄り添い50年:朝日新聞デジタル
日本で初めて、障害者が働くために設立された電子部品工場「オムロン太陽」(大分県別府市)が8日、創立... 日本で初めて、障害者が働くために設立された電子部品工場「オムロン太陽」(大分県別府市)が8日、創立50周年を迎えた。社会福祉法人「太陽の家」(同市)を創設した故中村裕博士と、オムロン(京都市)創業者の故立石一真さんとが共同出資で1972年4月8日に設立。半世紀にわたり、障害者に寄り添ってきた。 現在、社員72人のうち障害者は33人。工場はオムロンの主力製品である制御機器用ソケットやスイッチ、センサー類を生産する。2020年度の売り上げは14億9千万円にのぼる。 創立50周年前日の7日、報道陣に工場内が公開された。ソケットを製造する部署では、健常者1人と障害者3人のチームが働いていた。聴覚障害者の意思の伝達に、音声認識で字幕が出るアプリや電子メモパッドを使っているという。作業場は、車いす利用者の作業を考えて移動しやすく設計し、作業台も低い。 別の部署には、従業員が自分の体調や気持ちを伝えるた