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「不透明」な海外移植あっせん 増えぬドナー、減らぬ希望者が背景に:朝日新聞デジタル
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「不透明」な海外移植あっせん 増えぬドナー、減らぬ希望者が背景に:朝日新聞デジタル
海外での臓器移植を無許可であっせんした疑いで、NPO法人が警視庁に摘発された。背景にあるのは、減らな... 海外での臓器移植を無許可であっせんした疑いで、NPO法人が警視庁に摘発された。背景にあるのは、減らない移植希望者と増えないドナー。その間を埋めるように、違法なあっせんが行われていたとみられている。 脳死となった人からの臓器提供を可能にする臓器移植法が施行され、25年がたったが、国内の臓器提供者(ドナー)が不足する深刻な状況は変わっていない。 国内で2022年に脳死や心停止後に、臓器が提供されたのは108件。新型コロナ下で低迷した20、21年からは回復したが、過去最高だった19年の125件には届かなかった。ドナー1人から取り出せる臓器は、心臓や肝臓、腎臓など複数あり、22年は455件の移植が行われた。 だが、移植を希望し、日本臓器移植ネットワーク(JOT)に登録している人は計約1万6千人(昨年12月末時点)。希望者の約2~3%しか移植を受けられていない。 少ない機会に対し多くの希望者がいるた