茨城の最低賃金953円「あるべき額より低い」 知事、理由を質問：朝日新聞デジタル

7日に答申された茨城県の最低賃金の改正について、茨城県は23日、「経済実態の反映や近隣他県との格差是正に配慮されたものとは考えられない」などとして、答申した茨城労働局の審議会会長宛てに、引き上げ額の決定の理由を示すよう求める公開質問状を提出した。最低賃金をめぐり、県が質問状を出すのは初めて。 同労働局の茨城地方最低賃金審議会は、最低賃金を42円引き上げた953円に改正することを、茨城労働局長に答申していた。 県は、質問状の中で「本県の最低賃金は本来あるべき額より低く抑えられている」と主張。経済実態を示す総合指数は全国9位で、最低賃金額も全国9位に相当する990円とするのが適当だと指摘している。 大井川和彦知事は「茨城県の最低賃金が、全国的な経済実態と比較して不当に低いというのを常々申し上げてきた。シングルマザーなど最低賃金で働かざるを得ない方々は苦しんでいる。考え方をしっかり県民にわかる形

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「茨城県は23日、答申した茨城労働局の審議会会長宛てに、引き上げ額の決定の理由を示すよう求める公開質問状を提出した。最低賃金をめぐり、県が質問状を出すのは初めて」。我が県は安く見積もられている、と！？