NMN研究の第一人者「点滴はやめたほうがいい」逆効果のリスクも：朝日新聞デジタル

老化を抑えて寿命を延ばせるかも――。そんな期待が寄せられる「NMN」の研究で第一人者として知られる米ワシントン大の今井真一郎教授（58）が朝日新聞のインタビューに応じ、日本で急速に広がるNMNの点滴投与と高用量摂取に強い懸念を示しました。 NMNは老化にともなう様々な現象を改善する効果が動物実験で確認されたことなどを受け、ここ数年で多くのサプリ商品が通販サイトで乱立するようになっている。最近は含有量を大幅に増やしたサプリがめだち、医薬品として認められていない点滴での投与を勧めるクリニックも増えている。 今井氏は高用量の摂取について、長く続けると「肝機能の障害を起こす恐れがある」と指摘。安全性が十分に証明されていないことから「現時点では反対だ」という。 点滴でのNMN投与については、抗老化には逆効果となる酵素を活性化させる恐れがあるとし、「危険性を知らせずに勧めるクリニックが多いことに強い懸

[luspha]

肝機能障害か... "高用量の摂取について、長く続けると「肝機能の障害を起こす恐れがある」と指摘。安全性が十分に証明されていないことから「現時点では反対だ」"

[vox_populi]

「老化を抑えて寿命を延ばせるかも――。そんな期待が寄せられる「NMN」」「NMNは老化にともなう様々な現象を改善する効果が動物実験で確認されたことなどを受け、ここ数年で多くのサプリ商品が通販サイトで乱立」。