日経平均、終値3万9910円で史上最高値更新 4万円に迫る：朝日新聞デジタル

1日の東京株式市場で、日経平均株価が大幅反発し、前日比744円63銭（1・90%）高い3万9910円82銭で取引を終え、3日ぶりに史上最高値を更新した。一時800円超上昇し、取引時間中に4万円まであと10円弱まで迫った。日経平均は2月22日にバブル絶頂期の史上最高値を約34年ぶりに更新し、その後も株高の勢いが続いている。 3月1日も相場を押し上げたのは半導体と円安だ。取引開始直後から、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連銘柄が軒並み上昇。午前中には、2月27日につけた取引時間中の史上最高値（3万9426円29銭）を3日ぶりに更新。その後も株は買われ、午後2時50分には4万円まであと10円弱まで迫った。 2月29日に発表された米国の経済指標が追い風となった。市場の予想通り物価の伸びが鈍っていることが確認され、早期利下げへの期待が強まった。ニューヨーク株式市場では、高金利の悪影響を受