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ヘイト禁止条例制定問われ 川口・蕨市、慎重姿勢:朝日新聞デジタル
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ヘイト禁止条例制定問われ 川口・蕨市、慎重姿勢:朝日新聞デジタル
埼玉県川口市と蕨市で市内在住のクルド人などを非難するデモが相次いでいることに関連して、両市議会で... 埼玉県川口市と蕨市で市内在住のクルド人などを非難するデモが相次いでいることに関連して、両市議会でヘイトスピーチ禁止条例の制定を問う質問が出ている。両市は「研究課題としたい」「制定は考えていない」などと慎重姿勢を見せている。 蕨市議会では19日の一般質問で、鈴木智市議(共産)が「外国人などへの差別を防止する内容の条例を独自に制定している自治体もある」として、市の見解をただした。阿部泰洋総務部長は「人権が尊重される社会の実現に向けて必要な啓発には取り組んでいく。条例制定は今後の研究課題としたい」と述べた。 川口市議会でも取り上げられた。中川峻一市議(維新)は19日、県内の市民団体が市にヘイトスピーチ禁止条例の制定を求める要望書を出したことに関連して、「ヘイトスピーチ条例ができることに、むしろ地域から不安の声も出ている」と市の見解をたずねた。 松本敦・市民生活部長は「市外の主催者による外国人問題