（多事奏論）中国とバチカン 沈黙する教皇、「胸のなか」は 郷富佐子：朝日新聞デジタル

「イン・ペクトーレ（胸のなか）」というラテン語を知ったのは、２００３年１０月のローマ教皇庁（バチカン）でだった。当時、私は新米のローマ特派員で、ヨハネ・パウロ２世を教皇とするローマ・カトリック教会の総本山を担当していた。 その日、教皇に次ぐ高位の枢機卿が新たに３１人も任命されると発表があった。２… ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下（中⑤企画）パーツ＝1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下（中⑥デジ編）パーツ＝8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下（中⑥デジ編）パーツ＝8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠）ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!--

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先月５日、日曜恒例の「正午の祈り」の説教で、ハプニングが起きた。教皇が、事前に用意した原稿には書かれていた「香港問題への懸念」に関するくだりを飛ばして読んだ