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三菱UFJ銀:海外買収は1000億円規模、過半取得を意識-三毛頭取
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三菱UFJ銀:海外買収は1000億円規模、過半取得を意識-三毛頭取
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱東京UFJ銀行は、経営基盤強化に向けた海... 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱東京UFJ銀行は、経営基盤強化に向けた海外企業の合併・買収(M&A)について、1000億円規模を想定している。海外の成長力を取り込むのが狙い。三毛兼承頭取が都内で記者団に語った。 三毛頭取は、海外M&Aの戦略として、「マジョリティーがあれば、それに越したことはない」と出資先株式の過半数取得を意識していることを明らかにした上で、出資額が「1000億円規模であればそうなると思う」と述べた。戦略性・価格・採算性など総合的に判断する。米国と東南アジア諸国連合(ASEAN)地域、特にインドネシアやインドを中心に検討しているという。 日銀によるマイナス金利政策の下で、本業の融資などからの収益性低下が課題となっているほか、少子高齢化に伴う国内市場の先細りを受けて、銀行は海外市場に成長の可能性を見いだそうとしている。三毛頭取は、海外事業は引き続き「銀