資産家ローブ氏ら、キャシー・ウッド氏の投資戦略を相次ぎ批判

著名投資家キャシー・ウッド氏には厳しい１年だったが、同氏への批判はさらに強まっている。 アーク・インベストメント・マネジメントの創業者ウッド氏は、新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）期の資産価値上昇局面で、何も悪いことはできなかったように見える。しかし今年の物価高騰と高金利は同氏の上場投資信託（ＥＴＦ）に大きな打撃を与えた。かつては市場を上回るリターンの代名詞とされた主力の「アーク・イノベーション・ＥＴＦ」は今年、テスラやズーム・ビデオ・コミュニケーションズといったテクノロジー株が売りたたかれたため、65％超のマイナスリターンだ。 ウッド氏は以前から、アークは世界を変えようとする企業を支援する一方、「短期投資家」向けの成熟企業には投資しないと主張してきた。今月のリポートでは、黒字化できない企業に投資しているとの批判に対し、自社の戦略を擁護。配当や自社株買い戻しのためにバランスシ

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