ＦＲＢ悩ます米国人の｢ヨーロッパ化｣、働き方改革でインフレ下がらず

Visitors relax on the Mediterranean Sea shoreline at Prado beach in Marseille, France, on Sunday, April 25, 2021. Photographer: Jeremy Suyker/Bloomberg 米国人は新型コロナ禍前ほど長く働かなくなっている。米労働統計局のキャサリン・エイブラハム元局長がメリーランド大学のリア・レンデル氏とまとめた論文によれば、平均的な就労時間はこの３年で１人当たり週半時間以上減少した。米国人は欧州の労働者のようにレジャーなどに費やす時間が増え、多くにとっては喜ばしい現象だ。しかしインフレと闘う連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は必ずしもこれを歓迎しない。

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「ゾンビ企業が増加」…コロナ禍の期間に少し上がっているものの、それ以外は減少しているように見えるが。