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【日本市況】円荒い動き、潮目変わった米インフレと介入観測-株急落
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【日本市況】円荒い動き、潮目変わった米インフレと介入観測-株急落
米CPIは予想を下回り、年内利下げに向けた根拠が強まった。介入観測が拍車を掛けて円相場は海外で急... 米CPIは予想を下回り、年内利下げに向けた根拠が強まった。介入観測が拍車を掛けて円相場は海外で急騰、日本時間でも1ドル=157円76銭まで一時上昇した。介入については財務官に続き財務相も発言を控えており、輸入企業などのドル買いで1ドル=159円台まで円が値下がりする場面が見られた。日本株は日経平均株価が1000円超値下がりし、米金利の低下を受け日本の長期金利も低下した。 年明けに再燃した米インフレは、今回のCPIで再び鈍化傾向が鮮明になった。米利下げ観測を強めると同時に、円が水準を切り上げたことで円安対応として日本銀行が7月に利上げをするとの観測が後退。さらに為替介入を巡る思惑が加わり、日本の金融相場が動いた。月末には日米の金融政策決定が控えている。 日本の通貨当局、過度の変動には適切に対応-介入の有無を明言せず 大和証券の谷栄一郎チーフストラテジストは12日付リポートで、潮目が変わった米