8万円の特製ボックス即完！スタイリスト大草直子が考える｢売れる理由｣と｢変わる消費者｣ | BUSINESS INSIDER JAPAN

消費マーケットも生活者のマインドもライフスタイルも大きく変わる中で、｢モノが売れる｣｢モノが動く｣キーマンとして注目されているのが、スタイリストの大草直子さんだ。7月まで編集長を務めた講談社のウェブマガジン｢ミモレ｣（mi-mollet）は、もっとも｢モノが動く（購入される）｣媒体として存在感を高めた。 “大草売れ”で8万円ボックスが即完売 5月に売り出した大草さんのセンスを凝縮させた白いシャツと赤のリップ、パールのピアスのセットは8万円という高額にも関わらず用意した100セットが即完売に。 一方で、大草さんは｢モノを買う｣ことを推奨してきたわけではない。一貫してモノとの向き合い方を説いてきた結果、“大草売れ”という現象までになった。そんな大草さんに、消費の変化や、“大草売れ”の背景、未来のプロジェクトなどについて直撃した。 ｢編集者として仕事を始めた23年前は、雑誌が流行を作っている時代