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月数千円で“本屋さんになる夢”を叶えてみた。全国で広がる「シェア型書店」は“推し本を広める感覚”
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月数千円で“本屋さんになる夢”を叶えてみた。全国で広がる「シェア型書店」は“推し本を広める感覚”
店舗の引き戸を開けると、天井近くまで埋め尽くす本棚が視界いっぱいに広がる。ここは、東京・世田谷区... 店舗の引き戸を開けると、天井近くまで埋め尽くす本棚が視界いっぱいに広がる。ここは、東京・世田谷区にあるシェア型書店「BOOKSHOP TRAVELLER」。 シェア型書店とは、複数の人が棚を間借りすることで運営されている書店のことをいう。毎月決められた料金で書店の棚のひと区画を借りることで、自分の「推し本」を販売できる仕組みだ。 私は約1年前から、ここでの“ひと箱店主”として、「本屋bouquet」の屋号で出店している。 棚に並べているのは、個人的ベスト本やその時々の推し本がメイン。エッセイや実用書が好きでよく読むため、自然とそういった本が多くなっている。 売れ筋は、2022年のYahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞を受賞した『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』や、シンプルな生き方を説いたフランスのベストセラー『バック・トゥ・レトロ 私が選んだもので私は充分』などの本で